ヴィットーリオ・エマヌエーレ殿下への最後の敬意

https://www.ordinidinasticicasasavoia.it/en/final-tribute-to-h-r-h-vittorio-emanuele/(騎士団本部発表)
https://www.corrispondenzaromana.it/laddio-al-principe-di-napoli-e-la-storia-di-casa-savoia/(公式報道)

金曜日と土曜日に、2月3日にジュネーブで亡くなった H.R.H. ヴィットーリオ・エマヌエーレ王太子殿下の遺体安置と葬儀が執り行われました。


金曜日の朝遅く、王家の三色旗で覆われた王太子の棺がトリノ・ヴェナリア宮殿のサントゥベルト教会に到着しました。ここでは早朝から多くの市民が王太子への最後の敬意を表すために待ちうけていました。午後から夜にかけて数千人の人々がヴェナリア宮殿を訪れ、敬意を表しました。

土曜日の午後3時、トリノのサン・ジョヴァンニ大聖堂において、パオロ・デ・ニコロ大管区長の司式により、サヴォイア王室一家・諸外国の王室代表者・多くの市民団体・サヴォイア家騎士団・パンテオン王墓衛兵国立研究所、その他多くの団体の代表者が参列する中、厳粛な葬儀が執り行われました。

ヴィットーリオ・エマヌエーレ王太子の棺は6名の騎士によって教会に運ばれ、サヴォイア公爵、エマヌエーレ・フィリベルト王太子、そして聖アンヌンツィアータ勲章の襟章をつけた事務総監が続きました。アオスタ公アイモーネ殿下、ユーゴスラビア王太子ディミトリ殿下、ユーゴスラビア王太子セルジュ殿下、アゴスティーノ・グアリエンティ・ディ・ブレンゾーネ伯爵殿下も、名誉あるエスコートの一員でした。

深く感動的な空気の中、大管区長はヴィットーリオ・エマヌエーレ王太子の人柄について語り、特に妃殿下のマリーナ王女と長子のエマヌエーレ・フィリベルト王太子、その家族にむけて深い慰めの言葉を捧げました。

モナコ公国アルベール2世大公殿下、マルタ騎士団ジョン・ダンラップ騎士団長、スペイン・ソフィア王妃殿下、エジプト・フアド2世国王殿下、アルバニア・サウジアラビア・ヘッセン王室・オーストリア エステ・ベルギー・ボナパルト・シチリア両家・ブルガリア・ギリシャ・ユーゴスラビア・ルクセンブルク・モンテネグロ・オルレアン・ポルトガル・ロシアの王室を代表する方々、そして、悲しみに包まれたひとときを温かな存在感で慰めてくださったすべての方々に心から感謝申し上げます。

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